ドローン検定協会株式会社によって行われている無人航空従事者検定、通称ドローン検定ですが、1級から4級まで存在しています。
現在検定取得者は21,400人ほどで、その中でも2級取得者は4,100人程います。
認定人数 | |
1級 | 2,254人 |
2級 | 4,108人 |
3級 | 14,304人 |
4級 | 764人 |
2級の受験条件は3級を取得していることなので、まずは3級を取得しなければなりません。
ドローン検定二級でできることは?取得するメリットはなに?
- 国土交通省への許可承認申請時に操縦者の資格について証明書を添付できます
- 基礎技能講習(国交省認定)を受講する際に座学1(4時間)が免除されます
- ドローンの安全な活用に必要な最低限の知識を確実に身に着けることができます
- 自己(自社)PRにつながります
- 合格者のみが参加できるQ&Aコミュニティサービスに参加できます(一般の方は閲覧のみ可)
- 飛行ログサービス(オンラインで飛行経歴を管理できる機能)を使用できます
- ドローン検定に合格した証であるロゴを名刺やホームページに記載していただけます
- 提携団体等における各種講習の受講資格を得られます
- 提携団体等における各種講習における座学が免除されます
- ドローン検定オリジナルグッズを購入できます
ドローン検定自体かなり有名な検定となっております!
ドローン検定2級となると取得者は4000人程なので、珍しい資格の一つとなります(1級は2000人程)。
ドローン検定2級の試験内容と難易度
検定試験は筆記試験のみです。
4択問題が50問出題されます。
1問2点となっており、80点以上で合格です。
ドローン検定2級の出題範囲はこんな感じです。
基礎知識 | 用語,動作,単位,組織,制度・国際情勢 |
物理学 | 力学 |
工学 | 航空工学,電気電子工学 |
気象学 | 気象学基礎,航空気象学 |
専門知識 | 機体構造,姿勢制御,バッテリー,送信機,責任・保険,飛行計画,GNSS,リスク |
法令 | 無人航空機関係,電波関連 |
○○学という言葉のせいでかなり難しそうな試験に思えますが、直近試験での合格者の倍率は1.24倍と受験者のほとんどが合格しています。
しかし2級となると専門的知識を問われる問題がさらに多くなるため、3級取得よりは多少難しくなります。
そのため難易度はやや高めです。
ドローン検定2級の試験/検定の開催時期はいつ?
ドローン検定はこれまで年に6回、2ヶ月ごとに行われています!
基本的に日曜日に行われます。
今後行われるのが発表されているのは以下の日程です。
- 5月24日(日)15:00~
- 7月26日(日)15:00~
- 9月24日(木)15:00~
- 11月22日(日)15:00~
9月の検定試験のみなぜか木曜日に行われるみたいなので、注意が必要です。
ドローン検定2級の勉強方法は?独学で合格できる?
ドローン検定2級ですが、独学のみで十分合格可能です。
勉強方法としては
- テキストを一通り行う
- 過去問を行う
この2つを行うだけで充分です。
これから紹介するテキスト及び過去問をしっかりと行えば、かなりの確率で合格することができます。
ドローン検定2級のおすすめテキスト
ドローン検定のテキストはドローン協会認定の
『ドローン検定 無人航空従事者試験 上級テキスト 2級対応』一択です。
このテキストをやっておけば十分合格できます。
こちらの本は本屋などでは売っていないことがほとんどなため、購入する際はAmazonを利用するのがベストです。
2級の受験条件は3級の合格者なので3級の知識はすでに持っていると思います。
3級の勉強時に『ドローン検定 無人航空従事者試験 標準テキスト 4級3級対応』を購入していれば、そのテキストで復習もしておきましょう。
ドローン検定2級の過去問|Webで無料で解けます(解答/結果有)
ドローン検定2級の過去問題ですが、Webサイトにて無料で解くことができます。
2級の問題をこちらで紹介しておきます。
相当たくさんの過去問が用意されているので、これだけやればかなり合格率は上がると思います。
Web上で気軽に解くことができるため、とりあえずこちらの過去問を解いてみてどのような雰囲気の問題なのかを感じてみて下さい!
ドローン検定2級試験の勉強方法まとめ
今回紹介した通り、ドローン検定2級は難易度としてはやや難しいですが、しっかり勉強をすれば問題なく独学で合格できる試験となっています。
紹介したテキストとWeb上の過去問を解いていく勉強方法が最もオーソドックスで効率的な方法と思われます。
しっかり勉強をして受けましょう。